本書の著者4 名は共に一般社団法人 日本音楽療法学会認定音楽療法士。同学会主催の資格取得のための「必修講習会」の伴奏講座の講師を務めた。
加藤美知子は同講習会の創設に携わり、運営委員長として第一期から第六期(2010年~2024年)にわたり各種講座と伴奏の講座を担当した。
東京都出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻を経て渡独、旧西ドイツミュンヘン国立音楽大学ピアノ科を卒業。1975 年から1982 年までミュンヘン小児センター音楽療法科に勤務の後、米国ミシガン州立大学音楽学部音楽療法科修士課程を修了。 帰国後フリーランス音楽療法士として幼児から高齢者までのさまざまな現場で活動。
桐朋学園大学、洗足学園大学、東邦音楽大学、平成音楽大学、日本大学芸術学部などの教育現場にも携わる。現在有料老人ホーム、障害者センターなどで実践。日本音楽療法学会理事。同学会関東支部幹事。
主要著書:『音楽療法の実践 日米の現場から』(共著、星和書店1995)、『標準音楽療法入門(上・下)』(共著、春秋社1998)、『音楽療法の実践 高齢者・緩和ケアの現場から』(共著、春秋社 2000)。
翻訳書:『魂から奏でる-心理療法としての音楽療法入門』(ハンス=ヘルムート・デッカー=フォイクト著、人間と歴史社 2002)、『音楽療法事典』(ハンス=ヘルムート・デッカー=フォイクト編著、共訳、人間と歴史社 2004)、『音楽療法スーパービジョン 上』(ミシェル・フォーリナッシュ編著、人間と歴史社 2007)。