あおぞら音楽社

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音楽療法士のための
わかりやすい
医療用語ハンドブック

監修:室原良治(医師 医療法人室原会 菊南病院院長)
著者:大塚裕一(言語聴覚士・介護支援専門員・認定音楽療法士)
判型
A5 152ページ 2色刷り
定価
本体1,762円+税
発行年月
2006年8月
ISBN
4-9901325-6-4
978-4-9901325-6-9

「もっと早くほしかった」
「読みやすい、わかりやすい」
「音楽療法士だけでなく、介護職の人にも役立つ医療用語集だ」
…と、読者からこんな声が届いています。
音楽療法士たちが現場で耳にする用語、カンファレンス(会議)で飛び交う用語から235語を精選、音楽療法に必須の医療用語のイロハをわかりやすく解説しました。
音楽療法士だけでなく、在宅介護に携わる方々や一般の方々にも、じゅうぶん便利な医療用語集となっています。

INDEX 目次

本書の特長
1. 音楽療法で必要な医療用語のイロハ、看護・介護用語、疾患・障害用語を精選
2. この用語がなぜ音楽療法で重要かのコメント付き
3. 隠語・難読漢字用語・アルファベット略語・原語読みカタカナ語なども解説
4. わかりやすい文章、理解を助ける図と表(82点)、大きな文字、見やすい2色刷り
本書の構成
A) 病院・施設 関連用語 …(1)職種・資格・施設 (2)共通用語
B) コ・メディカル 関連用語…(1)リハビリ関連用語(2)看護・介護用語 (3)検査用語
C) 病歴関連用語…(1)記載項目用語 (2)病歴項目用語 (3)カルテ用語
D) 疾患障害用語…(1)共通用語 (2)小児関連用語 (3)成人関連用語)
コーナー:「難読漢字用語」「アルファベット略語」「原語読みのカタカナ語」「隠語・省略語」
(付) 車イスについて  和文・欧文略語さくいん
本書の誌面の一部をご覧になれます。
誌面-1
誌面-2
誌面-3
◆項目名の一部◆
A 病院・施設関連用語

●1)職種・資格・施設
主治医
セラピスト
コ・メディカル
介護予防指導員  
療養型病床群
地域包括支援センター
・・・など計21項目

●2)共通用語
ノーマライゼーション
プライマリケア
リビングウィル
QOL
地域リハビリテーション
病診連携
介護保険
EBM
NBM
診療報酬    
・・・など計27項目

B コ・メディカル関連用語

●1)リハビリ関連用語
スクリーニング
エバリュエーション
プラトー
片麻痺
筋緊張
廃用症候群
認知運動療法
関節可動域訓練
T字杖
・・・など計34項目

●2)看護介護用語
バイタルサイン
拘縮
褥創
舌根沈下
徘徊
感情失禁
臥位
ストーマ  
清拭
排泄ケア  
口腔ケア
摘便
中心静脈栄養
・・・など計45項目

●3)検査用語
MRI
MMSE
改訂長谷川式簡易知能評価スケール
コース立方体組み合わせ検査
WAIS-R検査
全訂版田中ビネー知能検査
WISC-Ⅲ検査
WIPPSI知能診断検査
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
SDS自己評価式抑うつ性尺度
POMS
矢田部ギルフォード性格検査
・・・など計21項目
 

C 病歴関連用語

●1)記載項目用語
主訴
愁訴
禁忌  
神経心理学的所見
・・・など計10項目  

●2)病歴項目用語
発育歴
発達指数
・・・など計4項目

●3)カルテ用語
中枢神経  
深部感覚  
非対称性緊張性頸反射
モロー反射
電気ショック療法   
心肺蘇生法
・・・など計17項目         

D 疾患障害用語

●1)共通用語  
構音障害
聴覚障害  
感音難聴
伝音難聴
・・・など計7項目

●2)小児に関する用語
アスペルガー症候群
注意欠陥多動障害
自閉症
脳性麻痺
吃音   
ダウン症
・・・など計13項目           
●3)成人に関する用語
高次脳機能障害
作話
失認症
半側空間無視
脳血管性認知症
まだら認知症
うつ病 
統合失調症
脳塞栓
くも膜下出血
脳貧血
慢性硬膜下血腫
正常圧水頭症
脊髄小脳変性症
パーキンソン病
骨粗しょう症
慢性疾患
排便障害
音声障害
嚥下障害
・・・など計34項目

コーヒーブレイク

.難読漢字の用語 (悪心=おしん など計18語)
2.アルファベット略語 (HTl=高血圧 など計21語)
3.原語読みのカタカナ用語 (アンビュー=人工呼吸器 など計12語)
4.隠語・省略語 (アポる=脳卒中になる など計17語)

【著者プロフィール】

監修:室原良治 (むろはら・よしはる)

医師、日本内科学会・認定内科医。医療法人室原会 菊南病院院長。

循環器内科を専門とし、日本循環器学会、日本プライマリーケア学会に所属。1956年、熊本生まれ。京都大学医学部卒業後、大阪赤十字病院、大阪北野病院、京都大学付属病院第3内科に勤務後、オーストラリアに渡り、メルボルン大学・オースチン病院で心不全の新薬をテーマに研究活動を進める。帰国後、熊本市の医療法人室原会 菊南病院院長に就任。同病院のリハビリ医療において音楽療法を導入、推進している。

著者:大塚裕一 (おおつか・ゆういち)

言語聴覚士。介護支援専門員。日本音楽療法学会認定音楽療法士。

1962年、熊本県生まれ。大学卒業後、言語聴覚士養成校の日本聴能言語学院聴能言語学科に進み、言語聴覚士として熊本市の菊南病院リハビリテーション部に勤務し、失語症、構音障害、認知症、嚥下障害の訓練と音楽療法の実践にあたる。著書に、『高次脳機能障害のグループゲーム集』(共著、金原出版)、『口の体操のグループゲーム集―構音障害を中心に』(共著、金原出版)。熊本県言語聴覚士会(前)理事。

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