あおぞら音楽社

既刊案内 ALREADY published

大人のドリル
音楽で脳トレ

著・考案  
中森智佳子(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
判型
B5 152ページ
定価
本体1,500円+税
発行年月
2006年9月
ISBN
978-4-9901325-7-6

さまざまな大人のドリルはあっても、音楽の大人のドリルはほとんどありません。本書は、音楽療法士として「心と体が元気になる音楽」を実践してきた著者の、現場実践をもとに作られたドリルです。さまざまな面白ワーク&問題が満載されています。

INDEX 目次

本書の音楽プログラムの特徴
1. 書込み式の大人のドリル。一人でもグループでも使えます。
2. 声を出しながら、歌をイメージしながら、身体を動かしながら、「身体と脳と心を使う」面白エクササイズで構成されています。
3. 唱歌・童謡・演歌・ポップス・クラシック・映画音楽などから出題され、歌好き・音楽好きの幅広い方々に使えます。
4. 介護予防の活動の一助として、デイや施設、在宅など介護の場でも使えます。
5. 音楽療法士や音楽活動のリーダーの方々の、プログラムのヒントやトークの素材としても活用できます。
本書の音楽プログラムの特徴
1)多くの人が入りやすい日本のなじみの歌を中心に
2)リズム演奏の楽しさを活かしたアレンジ
3)音楽的な達成感とコミュニケーションが実感できるアンサンブル
4)元気な方も障害のある方も認知症の方も幅広く使える実用的内容
5)心身の活性化とQOLの向上がもたらされる

● 地域で、施設で、イベントで、音楽経験を問わず誰もが参加できるプログラムです。
● 2~3人の集まりから、数十人・数百人の大集団まで、人が集まる場で心をひとつにできる音楽の使い方を紹介しました。
● 歌いながらイメージし(右脳)、リズムを刻みながら楽器を演奏する(左脳)というように、音楽しながら両脳を自然に活性化させるアレンジになっています。
● さまざまなグループのリーダー(介護リーダーや研修指導者)が知っておけば役に立つ技法です。
本書の内容
身近な歌を素材に、さまざまな視点からの問題を解く「カジュアル・エクササイズ」。
歌いながら脳と手・指・胴・足の協応動作や反射神経などを鍛える「身体と心のエクササイズ」。
2人以上で行う同時唱・交互唱・伝言ゲーム・替え歌などの「フレンドリー・エクササイズ」。
クラシック音楽のウンチクを身につけながら楽しめる「スペシャル・エクササイズ」。
絵からイメージして答える「イメージ・エクササイズ」。
頓智とユーモアで解く「音楽なぞなぞ」。歌の題名を当てるパズル「音楽クロスワード」。
歌の出だしのリズムとリンクさせた「音独パズル」。曲名を当てる「音符の計算」。
気分転換には「音楽ビンゴ」と「音楽すごろく」など、楽しいワーク&問題が盛りだくさん。

(上記リンク部分で誌面の一部がご覧になれます)

【著者プロフィール】

中森智佳子 (なかもり・ちかこ)

日本音楽療法学会認定音楽療法士。

東京福祉大学大学院を修了。国立音楽大学器楽学科ピアノ科卒業。ヤマハPEN全国本部〈オリジナルソフトコンテスト’96〉で自作品「組曲ボクのおもちゃ箱」が優秀賞。自宅でピアノ教室を運営する傍ら、作曲・編曲や、子どものためのピアノ曲集の企画と編集を手がけ、各地で音楽教育のセミナーを展開。関東近郊100箇所以上の福祉施設や養護学校を訪問し、「心と体が元気になる音楽(音楽療法)」を実践。音楽療法のための楽器考案や、オリジナル音楽ソフト(ミュージックデータ)の発表も多い。現在、東京都内と千葉県5箇所のデイケア施設などで音楽療法を実践。また、ヤマハ(株)の委嘱により、音楽療法に関する産学共同研究事業に参加。東京・国分寺市社会福祉協議会「デイホーム」講師。NPO法人全日本健康音楽研究会認定ケア体操指導員。ヘルパー2級。プレイケアリーダー。著書にピアノソロ/3人4手連弾「組曲ボクのおもちゃ箱」(全音楽譜出版社)、「ラララ12カ月」「ラララ発表会」(共著・ぴあのくらぶ企画編集、音楽之友社)など。

ALREADY published 既刊一覧