あおぞら音楽社

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弾き語りキーボード・セッション(1) 音楽療法の必須100曲 高齢者編

菅田文子
判型
A4 224ページ
定価
本体2,300円+税
発行年月
2009年9月
ISBN
978-4-904437-03-2

高齢者施設で歌の時間を担当する介護士、作業療法士、音楽療法士、音楽訪問スタッフに。

施設で最もよく歌われる100曲を選び、高齢者が歌えるキーに移調した全曲伴奏譜。施設にある61鍵キーボードに対応し、音の響きを配慮した伴奏アレンジです。高齢者の「あの時代」にすぐ話を合わせられるよう、曲ごとに「回想キーワード」と「この曲が発表されたこの年は」の世相ひとくちメモで、明治・大正・昭和の話題通に。100曲のうち40曲にベル譜が付き、美しいベル合奏を易しい奏法で楽しめます。

INDEX 目次

音楽療法士に求められる伴奏とは
キーボードとピアノを弾き分けよう! 見た目は似ていますが違う楽器です
歌に合わせてベル活動と手あそびを
♪コラム(1)♪「唱歌と童謡」 その区別と特徴
♪コラム(2)♪「軍歌」 扱ううえでの留意点
♪コラム(3)♪「歌謡曲の伴奏のコツ」 バンド演奏をイメージできるように

歌唱活動を音楽療法にする「観察と評価」

本書の誌面の一部をご覧になれます
かもめの水兵さん
カチューシャの唄

【著者プロフィール】

菅田文子 (すがた・あやこ)

日本音楽療法学会認定音楽療法士
大垣女子短期大学音楽総合科音楽療法コース教授

大阪府出身。ジャズピアノを市川 修氏に師事。ヤマハポピュラーミュージックスクール講師として音楽指導に携わるかたわら、ライブミュージシャンとして活動する。アメリカ(ニューヨーク)のモロイカレッジ音楽療法科を卒業。アメリカ音楽療法協会認定音楽療法士を得て帰国。岐阜県音楽療法研究所に研究員として勤務した後、2003年より大垣女子短期大学音楽総合科の音楽療法コース専任講師として教鞭を執る。岐阜大学大学院で発達心理学を研究、修士号を取得。広島大学大学院博士後期課程単位取得。研究領域は多岐にわたるが、主として広汎性発達障害児者を対象とした臨床活動を継続し、臨床的即興が治療的にはたらく仕組みについて研究している。2010年より現職。

日本音楽療法学会認定音楽療法士、同学会理事。全国音楽療法士養成協議会の音楽療法・音楽教育充実向上委員。作編曲家としてCM音楽の作曲・アレンジ活動を行うかたわら、シンガーの伴奏などライブ活動も積極的に行っている。著書に『音楽療法ワークブック 相手を活かす即興と伴奏』。

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