【著者プロフィール】
長倉裕二 (ながくら・ゆうじ)
理学療法士、大阪人間科学大学 保健医療学部 理学療法学科教授。
神戸大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程後期修了。保健学博士。専門理学療法士(骨関節・生活環境支援)として、医療現場のリハビリテーションに携わる。専門・研究分野は義肢装具学。ベトナムの結合双生児であったグエン・ドクさんのリハビリや、阪神淡路大震災、JR 福知山線脱線事故の被害者など多くの障害者の支援に寄与する。2013 年より現職。日本理学療法士学会診療ガイドライン委員、日本義肢装具学会評議員理事、日本身障スポーツ学会理事などを務める。
主な著書・論文に、『運動療法学・各論第3版』(医学書院)、『義肢装具学テキスト』(南江堂)、『義肢学第2版』(医歯薬出版)、『理学療法フィールドノート運動器』(南江堂)、『臨床実習とケーススタディ』(医学書院)など。平成19 年度日本肢装具学会飯田賞奨励賞を受賞。
楽器はエレキ、フォーク、ベースを使い、フォーク、ロックを中心に演奏。耳コピーが趣味。
大塚裕一 (おおつか・ゆういち)
言語聴覚士、日本音楽療法学会認定音楽療法士、介護支援専門員。
熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科准教授。
熊本県立大学大学院文学研究科博士前期課程( 日本語日本文学専攻) を修了。
1996 年より熊本市の菊南病院リハビリテーション部言語療法科において、失語症、構音障害、認知症、嚥下障害の機能訓練の中で音楽を用いたリハビリを継続中。2012 年より現職。一般社団法人熊本県言語聴覚士会事務局長、くまもと言語聴覚研究会代表。
主な研究テーマは、認知神経心理学的視点からの失語症症状分析、失語症患者への神経学的音楽療法の有効性など。病院勤務時代から臨床において音楽(ギター担当)を用いたさまざまなリハビリを継続し、理論的構築を進めている。
主な著書に『失語症Q&A』(新興医学出版)、『絵でわかる失語症の症状と訓練』、『遊びリテーションのプロになる~高次脳機能障害編』、『同~認知症予防編』(宮本恵美と共著、医学と看護社)、『摂食・嚥下障害のグループゲーム集』(宮本恵美と共著、金原出版)、『音楽療法士のための医療用語ハンドブック』(あおぞら音楽社)など。
宮本恵美 (みやもと・めぐみ)
言語聴覚士、介護支援専門員、保育士。
熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科 専任講師。
熊本県立大学大学院文学研究科博士前期課程を修了。日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士、認定言語聴覚士(摂食・嚥下分野)。1997 年より熊本市の菊南病院に勤務後、2011 年より現職。一般社団法人熊本県言語聴覚士会副会長、くまもと言語聴覚研究会副代表。
主な著書に『なるほど!失語症の評価と治療』、『口の体操グループゲーム集~構音障害を中心に~』(大塚裕一と共著、金原出版)、『絵でわかる失語症の症状と訓練』、『遊びリテーションのプロになる~高次脳機能障害編』、『同~認知症予防編』(大塚裕一と共著、医学と看護社)などがある。
音楽(キーボード担当)を用いた多彩なリハビリ技法を考案し実践している。